【事例】ユーザー視点での「デザイン革命」で、他社と差別化をはかり業績回復 / エステー株式会社消臭芳香剤の「消臭力」をはじめ、家庭向けの消臭剤や防虫剤などの商品で知られるエステー株式会社では、成長戦略として「デザイン革命」を打ち出し、社長である鈴木氏自らが推進することで成果につなげています。社外のデザイナーを起用し、従来の商品をメイン顧客である女性に寄り添う視点で刷新。結果、社内のデザインに対する意識や流通にも変化が生まれ、業績回復にもつながったようです。ユーザー視点でのデザインの刷新により、既存の商品価値を高め、成果につながっている事例です。04Oct2018case組織デザイン・組織改革ブランド再生
【事例】「未来の暮らし」を創造する、インハウスデザイナーによるクリエイティブチーム発足 / パナソニック株式会社パナソニックの社内カンパニー「アプライアンス社」の中に発足した、インハウスデザイナーによるクリエイティブチーム「FUTURE LIFE FACTORY」。既存の商品開発をせず、新領域で「未来の暮らし」をデザインとして具現化し、提案することをミッションに掲げ、設立から1年で「レッドドット・デザイン賞」を受賞するなど、成果をあげています。"モノ"に留まらず、より広い視野でデザインすることで、企業が提供する価値向上につながっている事例です。01Oct2018case組織デザイン・組織改革
【事例】デザイナーやエンジニアなどを集約する「ヤマハモーターイノベーションセンター」 / ヤマハ発動機ヤマハ発動機は、2017年2月、本社敷地内にデザイン研究施設を設けました。同社は、これまでも、デザインを「企業価値を高める重要な経営資源」と位置づけ、組織に「デザイン本部」を置くなど、デザイン経営に積極的姿勢を示していました。新拠点には、分散していたデザイナーやエンジニアなどを集約させるとのことで、社員同士のコミュニケーションが活発になるように壁の少ない開放的なオフィス空間にしているそうです。01Oct2018case組織デザイン・組織改革
【事例】デザイン思考をベースにした営業手法「Ignite」の実践 / セールスフォース・ドットコムクラウド型CRM(顧客管理)ソリューションを提供するITベンダーのセールスフォース・ドットコムは、デザイン思考を活用した独自の営業手法「Ignite(イグナイト)」を推進しています。IT導入の支援に留まらず、お客様と協同でビジョンを策定し、ビジネスの変革全体を支援するというもの。 これを、主に外部から起用する専門家集団が進めることで、高度な議論が生まれ、大きな効果とお客様からの信頼を獲得している。営業手法にデザイン思考を取り入れることで、新たな価値創造に成功している事例です。01Oct2018case組織デザイン・組織改革
【事例】嬬恋村を「愛妻の聖地」に / 群馬県嬬恋村×日本愛妻家協会嬬恋村を「愛妻家の聖地」として有名にしたイベント「キャベチュー(キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ)」。このイベントの仕掛け人である山名清隆氏は、自身の離婚経験をきっかけに「日本愛妻家協会」を立ち上げました。ヤマトタケルノミコトが妻を思って叫んだという嬬恋村の伝説と、観光地として未開発だったキャベツ畑の風景の素晴らしさから、同イベントを企画。2018年現在でも続くイベントになっており、嬬恋村は「愛妻の聖地」として広まっているそうです。01Oct2018case地方創生
【事例】「食の感動」を伝えるデザイン。一瞬でコンセプトを伝えるための空間づくり / 丸亀製麺丸亀製麺を展開するトリドールホールディングスのデザインと経営に関する事例です。粟田社長は、外食産業において一番大事なのは「手作り、出来たて」を提供することだと考えているそうです。言葉にしなくてもお客様にコンセプトが伝わるように、丸亀製麺ではうどんが調理されるところを間近で見られるセルフスタイルや、「三角巾をかぶったお母さん」を感じる白衣のユニフォームを起用しているとのこと。01Oct2018case食のデザイン場のデザイン
【事例】作りごはん交流会を通して社内コミュニケーションをサポートする / 株式会社キッチハイク料理をつくる人と食べる人が集まる交流コミュニティサイト「KitchHike」を運営するキッチハイクは、企業理念である「食でつながる暮らしをつくる」を体現する新サービスとして「オフィスKitchHike」を提供しています。料理を作る人が職場に出向いて手作りごはん交流会を開くことで、社員の健康や働く意欲が向上、社内交流の活性化など、利用企業からも好評だそう。企業が大切にしている価値や意志をサービスで表現し、独自のブランド価値を提供している事例です。01Oct2018case食のデザイン場のデザイン
【事例】伝わりやすさ重視で家飲み、ひとり飲みの市場を開拓 / 味の素冷凍食品味の素冷凍食品は、2018年、新たな利用シーンを提案する「夜九時のひとり呑み」シリーズをグルメ雑誌と共同開発し、新規市場の開拓を図っています。近年、自宅でお酒を飲む人が増加してきているという「家飲み」ニーズを捉え、70~80gという個食サイズかつ電子レンジで調理可能な「豚角煮」など計6種類を発売。提案したい使用シーンそのままを商品名にするなど伝わりやすさも重視し、「おつまみ向けの冷凍食品」という新たな領域を開拓している事例です。01Oct2018case食のデザイン
【事例】漁師を目指す人を増したいという思いから生まれた「フィッシャーマン・コール」/ フィッシャーマン・ジャパンフィッシャーマン・ジャパンは、漁業の課題解決団体として様々な施策を行っています。「フィッシャーマン・コール」も、漁師という人たちをもっと幅広い人にリアルに知ってもらったり、その魅力に直にふれてもらうための試みとして立ち上げたそうです。漁師を目指す人を増やしたいという想いを早起きが得意な漁師からのモーニングコールという企画で表現した事例です。01Oct2018case組織デザイン・組織改革
【事例】人々の生きる力をサポートする姿勢を空間で表現、佐藤可士和氏を起用しオフィス改革 / 武田薬品工業株式会社武田薬品工業は、東京・日本橋にある「武田グローバル本社」を企業メッセージを発信するメディアと位置付け、オフィス改革を実施しました。新オフィスのクリエイティブディレクションは、アートディレクターの佐藤可士和氏が担当されたとのこと。社員の働きやすさを第一に考えつつ、製薬会社として人々の生きる力をサポートしている姿勢を空間で表現した事例です。01Oct2018case場のデザイン