サステナブル・ラボ株式会社がAIを活用し、SDGsのスコア化に成功近年、ビジネスシーンで話題となっているSDGs(Sustainable Development Goals : 持続可能な開発目標)、「積極的に取り組んでいきたい!」という地方自治体・企業の方は多いですが、「SDGsは抽象的なところが多くて何をすればいいのかわからない」という声が多いと聞きます。そのような中で、サステナブル・ラボ株式会社はSDGsのスコア化に成功しました。SDGsへの達成率、貢献度を数値として表現することで、曖昧だった施策の具体化や、目標に対するモチベーションの向上が期待できます。今回のスコア化は地方自治体で導入されるようですが、企業での導入もそう遠くさなそうです。10Jan2020news地方創生
【事例】テーマはフィンランド、飯能駅が生まれ変わる / 西武鉄道西武鉄道は2018年9月、池袋線・飯能駅(埼玉県飯能市)のリニューアル工事に着手すると発表しました。その背景には、飯能駅が最寄りの宮沢湖で「ムーミン」の世界や北欧のライフスタイルを体験できるテーマパーク「メッツァ」が開業するということがあります。駅のコンセプトは「Sykli(サイクル)」。西武鉄道は「自然環境のサイクルと人間の動きを対比させたデザイン。空間全体を使って、観光客も地域住民もそれぞれ行きたい方向に誘導できる環境を創ることを目指している」とコメント。また、「メッツァ」自体も、宮沢湖の自然を舞台に来場者が時間の過ごし方を自由にデザインすることを理想に掲げていることもあり、今後の飯能市全体がどうデザインされていくかに注目です。30Nov2018case地方創生
【事例】最新テクノロジーの活用で、魅力的なユーザー体験を提供するスタジアム / メルセデス・ベンツ・スタジアムアメリカ合衆国・ジョージア州アトランタにある「メルセデス・ベンツ・スタジアム」では、最新テクノロジーを投入し、より魅力的なユーザー体験の提供に成功しています。同スタジアムは、NFLのアトランタ・ファルコンズやメジャーリーグサッカーのアトランタ・ユナイテッドFCが本拠地として使用。建設計画にはIBMがテクノロジーパートナーとして参画し、観客がスタジアムに感じる”不便”をテクノロジーにより解消しています。これにより、来場前にスマホで駐車場の空き状況が確認できたり、観客席で購入したものが席まで届くといった体験を実現。また、様々な企業のラウンジ等を完備し、多様なネーミングライツ収入を得るなど、近年注目されるスタジアム運営において、新しい価値...12Nov2018case地方創生場のデザイン
【事例】デザイン思考で多摩川流域を再開発するプロジェクト「TAMA X」/ 東京急行電鉄東京急行電鉄が推進する多摩川流域の再開発プロジェクト「TAMA X(タマクロス)」では、デザイン思考を用いて未来のビジョンを描いています。同プロジェクトが目指すのは、都市と自然が融合した次世代のライフスタイルの実現。そのプロセスとして、住民参加型のワークショップで得たアイデアを可視化するところから始まり、ビジョンを実現する未来年表の作成、機会抽出や課題定義など様々な方法を用い、徐々に具体化しています。ビジョンのエッセンスを明確化するため、コピーやキービジュアルも策定されており、まさに次世代の都市づくりを実践している事例といえます。02Nov2018case地方創生場のデザイン
【事例】「納車」を特別な体験にすることで地域活性と顧客創出 / フォルクスワーゲンドイツ北部の町、ウォルフスブルグにあるフォルクスワーゲンでは、本社工場に併設されたテーマパーク&自動車デリバリーセンター「アウトシュタット(自動車の街)」で地元の地域活性や顧客接点の強化に成功しています。 「ディーラーではなく、工場から直接納車してみたい」という顧客ニーズに応えるべく、納車を特別な体験として提供。納車を控える顧客は、パーク内で様々なアトラクションの見学や三ツ星レストランでの夕食、高級ホテルへの宿泊を経て翌日に納車式を迎えるそう。また、観光地として訪れる人も多く、いまでは1日平均6000人の見学者が訪れ、500台の納車式が行われる立派な観光スポットになっています。車の納車を特別な体験として提供し、地域活性や新たな顧客創...31Oct2018case地方創生場のデザイン
【事例】嬬恋村を「愛妻の聖地」に / 群馬県嬬恋村×日本愛妻家協会嬬恋村を「愛妻家の聖地」として有名にしたイベント「キャベチュー(キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ)」。このイベントの仕掛け人である山名清隆氏は、自身の離婚経験をきっかけに「日本愛妻家協会」を立ち上げました。ヤマトタケルノミコトが妻を思って叫んだという嬬恋村の伝説と、観光地として未開発だったキャベツ畑の風景の素晴らしさから、同イベントを企画。2018年現在でも続くイベントになっており、嬬恋村は「愛妻の聖地」として広まっているそうです。01Oct2018case地方創生
【事例】半導体の工場施設を再利用。「理系」をコンセプトにデザインされたワイナリー / 株式会社塩山製作所半導体メーカーとして知られる株式会社塩山製作所が、新事業としてワイン造りを始めました。事業の多角化を模索していたということですが、その中で地域への貢献に繋がることや、半導体生産で培ってきた技術を活かせることがワイナリー設立の大きな理由のようです。「理系」というコンセプトで、半導体工場としての過去の歴史を繋げ、商品のデザインはもちろん、空間、そして接客のコミュニケーションまでデザインされている事例です。27Sep2018case地方創生食のデザイン場のデザイン