【事例】環境への危機意識を五感で味わう「絶滅体験レストラン」/ WoWキツネザル

今回ご紹介するのは、社会課題に対して、体験をデザインすることでアプローチした事例です。


CAMPFIREが運営するソーシャルグッド専用クラウドファンディングサービスサイト「GoodMorning」に、現在「環境破壊が進んだ未来を体験するイベント『絶滅体験レストラン』を開催したい!」というプロジェクトが掲載されています。こちらのイベントは、環境破壊や動物たちの絶滅危機という課題に対して、人々に危機意識を持たせることを目的としていて、五感で「絶滅」という現象を体験できる総合エンターテイメントショー開催するとのことです。


環境破壊が進んだ地球を味わってみる?「絶滅体験レストラン」が原宿に出現 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

多くの若者が集まる街 原宿に、環境破壊が大きく進んだ未来を体験するレストランが出現する。 駐日マダガスカル大使館パートナーキャラクターを務めるMC WoWキツネザル氏らクリエイターたちが、国連の掲げる持続可能な開発目標(SDGs)をもとに、2030年の地球環境を救うためのフードエンターテイメントショー「絶滅体験レストラン」を2019年4月20日(土)に東京・原宿の「KAWAII MONSTER CAFE」で開催する予定だ。 このレストランの目的は、「絶滅」をテーマにした食事やショータイム、展示を通じて、ゲストに環境への危機意識を自分ごと化してもらい、持続可能な社会のための行動を促すことだ。本イベント自体、単発ではなく定期的に開催していき、日本を世界に誇れる環境保全の意識を持った国にするという大きなビジョンを持つ。 当日は、支配人が壇上でイベントの流れを説明し、絶滅危惧種の動物に扮したパフォーマーたちによる煌びやかなダンスで、ショーの幕が開がる。 食の雑誌「RiCE」のアドバイザーも務めるシェフ森枝幹氏と、昆虫食伝道師として活動する篠原祐太氏 がプロデュースする創作料理のメニューは、「地球最後の肉をつかった合い挽きハンバーグ」「生き残った者たちのリゾット」など、名前からして刺激的だ。 魚料理「希少なサーモンの温菜~漂流物を添えて~」は、疑似プラスチックゴミにまみれており、ゲストはそのゴミを取り除きながら食べるなど、世界で話題になった海のプラスチック汚染問題をリアルに表現している(※コース料理は変更になる可能性あり)。 レストランでは水不足が発生しており、ウェイターが各テーブルで2,000円のペットボトルの水か、フェイクの泥水を浄水して飲むかゲストにたずねる場面もある。これらは必ずしも食欲をそそる演出ではなく、人々を啓蒙する内容だ。 展示では、絶滅の危機に瀕する動物たちの写真や造形物などをブースに飾り、視覚的に「絶滅」を体感できる。また、動物たちのいま置かれている現状を 「セルフィー」というかたちでインスタグラムにアップし、声を挙げるWWFジャパンのプロジェクト #ANIMAL_SELFIE のユニークな写真を展示する。 現在、ソーシャルグッド領域に特化したクラウドファンディングプラットフォーム GoodMorning

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