コペンハーゲンに、都市の洪水防止を目的とした歩道が完成しました。都市歩道には大きな可能性があると考え、水を自然循環させることを構想し行われたプロジェクト。具体的には、道の舗装ブロック表面に穴が空いており、道路に降った雨や道路脇の建物の屋根に降った雨も地下に浸透させ、さらにその水を街路樹の根に行き渡らせるという水を適切な場所に流せるような仕組みになっています。タイルを設計したTHIRD NATURE社のパートナーは「歩道は、成長を続ける都市の将来のコミュニティにとって大きな可能性を秘めている」と述べており、市民の付加価値を生み出し、市の生活の質や健康状態を高めることも見込まれてます。タイルの機能性や見た目の美しさだけでなく、緑を増やし潤いを与える、憩いのスペースをつくるといった、街で暮らす人々の生活をも考えられた開発事例です。
【事例】洪水防止を目的につくられた都市歩道が持つ可能性/ コペンハーゲン
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