ペプシコーラで知られる食品・飲料会社のPepsiCo(本社・アメリカ合衆国)は、デザイン思考を活用し、顧客に対して単なる製品ではなく、より生活に溶け込んだ「経験」を提供するプロダクトを開発しています。2012年、3Mでチーフデザイナーを務めていたMauro Porcini氏を、史上初のチーフデザインオフィサー(CDO)として採用。これまで、無数のプロジェクト案がビジネスチームによる議論で却下され続けていた現状に対し、「良し悪しを議論する前に、プロトタイプの作成とプレゼンを繰り返し行う」というデザイン思考のプロセスを実践。結果、既に外部発注が進んでいたプロジェクト案を超える評価により、Porcini氏のチームのアイデアが採用され、会社のイノベーションと顧客からの評価に繋がったそうです。
【事例】アイデアの良し悪しを議論する前に、プロトタイプを作成し可能性を広げる / PepsiCo
HELLO INNOVATION by agex
デザイン経営に関する 事例紹介、キーパーソン インタビュー、LABなどを掲載するWEBメディアです。
0コメント