【事例】楽天と筑波大学、共同で「未来店舗デザイン研究事業」開始 / 楽天株式会社、筑波大学

2016年11月より共同研究拠点「未来店舗デザイン研究室」を開設し、インターネットを活用した未来の店舗デザインおよびショッピング体験に関する開発・実証実験に取り組んできた楽天と筑波大学。2019年より特別共同研究事業契約を締結し、AI技術を用いるなど、研究領域を拡大させ、未来志向のショッピング体験実現を目指し、あらゆるプロジェクトを実施しています。

Future Merchant Design Lab.

未来店舗デザイン研究室では、実世界とネット空間が統合・協調・融合する暮らしにおいて、買い物体験に関わる新しい価値の創造を目指します。具体的には、買い物におけるエクスペリエンスデザインを研究の中核とし、顧客接点である店舗に関わるインターフェース(人・システム)、プロダクト、空間を研究開発の対象とします。さらに、顧客接点の背景にある店舗スタッフや組織、ブランド、業界、地域(コミュニティ)の仕組みやオペレーション、文化といったバックグラウンドについての考察を深め、店舗デザインの全体像をとらえながら、未来の店舗への展望を提示していきます。そのためには、あらゆる事象のデータ解析により、有機的かつ複合的に広がる世界の「今」を視覚化し、店舗デザインのイノベーションへの手掛かりとします。私たちはこれらの研究テーマのもと、買い物体験に関わる様々な立場の人々や学問領域を超えたメンバーと共に、新しい買いもの体験の創出に向けた課題に挑戦いたします。このように私たちは様々な分野の知恵と切り口を結集し、切実な社会課題を扱いながらも、常に「Fun」を喚起させるソリューションを提供することで、人々をエンパワーメントする研究を推進していきます。次世代店舗,第2号,別冊 NTS JOURNAL,株式会社エヌ・ティー・エス, 2019.つくばサイエンス・アカデミー会誌 No.33, March 2018.本研究室は、筑波大学と楽天株式会社との特別共同研究事業「未来店舗デザイン研究事業」の活動の一環として運営されています。※特別共同研究事業は、企業等からの資金を原資に企業等の研究者を雇用して学内の研究者とともに研究グループを構築し、双方が対等の立場で共通の課題について共同して研究を行うことによって、優れた研究成果を産み出すとともに社会貢献を促進する制度です。

www.geijutsu.tsukuba.ac.jp

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